2014年05月05日

心不全とは? ごく簡単に述べよ

私たちのからだが活動を行なうためには、全身の組織において栄養分や酸素が必要です。

心臓は、栄養分や酸素を含んだ血液を全身に送り出すポンプのはたらきをしています。

このポンプのはたらきが低下して、全身が必要とする血液を十分に送り出すことができなくなった状態を心不全といいます。

簡単にいうと、心不全とは、心臓が弱った状態のことです。


●心不全の種類

心不全は、おこり方によって、@急性心不全、A慢性心不全、B慢性心不全の急性増悪(ぞうあく)、の3つに分けられます。

@急性心不全とは、急性心筋梗塞症(しんきんこうそくしょう)などの急性の病気が原因となって、それまで症状がなかった人に呼吸困難、起坐呼吸(きざこきゅう)(「症状は3つに分けられる」の肺うっ血症状参照)、血圧低下などの心不全の症状が急に出現するもので、緊急の入院治療が必要です。

A慢性心不全とは、心臓弁膜症(しんぞうべんまくしょう)や心筋症が原因となって心臓のはたらきが低下し、運動時の動悸(どうき)、息切れ、呼吸困難や足のむくみなどの症状が慢性的に持続しているものです。この場合、症状を軽くしたり、心不全の進行を食い止めるための検査や治療が必要です。

B慢性心不全の急性増悪とは、心臓のはたらきが低下しているけれども症状が軽くて安定していた慢性心不全の患者さんに、なんらかのきっかけで急に呼吸困難などの症状が出現するものです。この場合は急性心不全と同様に、緊急の入院治療が必要です。


posted by ホーライ at 02:10| 心臓と血管の病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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